私は、高配当株の投資をしているので、配当利回りが重要な指標となります。
配当とは別に、実質的に利回りを上げる方法として貸株というのがあり、昨年の11月末に設定をしましたので
その内容と、12月の実績を紹介します。
貸株とは
楽天証券の貸株サービスの説明を引用します。
貸株サービスとは、お客様が保有している株を楽天証券に貸出すことで、相応分の金利が受け取れるサービスです。
弊社は、お客様から借り受けた株式を、貸株市場に貸出すなどの運用を行うことで貸株金利を受取り、お客様へお支払いいたします。
※楽天証券より引用.
証券会社が信用取引をされる方に提供する株を、持っている必要があります。
自分の保有株を証券会社に貸し出すことで、利子をもらうというサービスです。
貸株の金利
大半の銘柄は、年利0.1%です。 1%以上の銘柄も696銘柄あるようです。
貸株がもたらす効果
貸株の金利が、0.1%あるということは、実質的に配当利回りを0.1%上がることと同義になります。
ですので、設定していないと持ったないです。
簡単な試算ですが、1,000万円分を0.1%で貸し出した場合、年間で1万円もらえます。
配当・優待はどうなるか
貸株にしていると、名義も証券会社になるため、権利確定日に返却していないと配当や優待を受け取れません。
楽天証券では、権利確定日の前後で自動的に返却してくれて配当を受け取れるようにしてくれる設定があります。
※楽天証券より引用.
「金利優先」、「優待優先」、「優待・有配優先」の3種類の設定があり、 「優待・有配優先」にしておくと配当、優待を問題なく受け取れます。
金利優先にすると、配当は配当金相当額を受け取れます。また、権利日は貸株金利が5倍になるようです。
なお、貸し株は単元株のみ可能です。かぶミニで単元未満株は対象外になります。
先月の実績
2023年12月分は、翌月の2024年1月5日にもらいました。
- 1,136円
楽天証券では、1日1銘柄ごとにいくらもらえたかを画面で確認することができます。
参考
また、楽天証券に口座を持っていない方は、ハピタス経由で登録するとポイントがもらえます。
ハピタスに登録されていない方は、こちらから登録できます。