先月から、勤務先の従業員持株会に入りましたので、その理由、経緯をご紹介します。
従業員持株会とは
従業員が持株会に加入して給与天引きされた資金を拠出し、自社株を取得していく制度です。
今日では、企業・オーナー経営者・従業員のどの立場から見ても多様でかつ極めて重要な役割を果たす制度として、上場企業・未上場企業を問わず、広く普及しています。 (大和証券HPより)
給与天引きで、自社株(勤務先または勤務先の親会社)を購入する仕組みです。
メリットは
会社側からすると、従業員も株主になることで、愛社心が生まれたり、安定した株主が得られるなどのメリットがあります。
従業員側としては、単に自社株を定期購入するだけでは、それほど魅力がありませんが、購入にあたり会社側が奨励金を出してくれるのが一般的です。
私の勤務先では、7.5%の奨励金を出してくれます。
10,000円を設定した場合は、750円会社側がお金を足してくれて、10,750円分の株を購入することができます!
購入時点で、7.5%の損益が出ていると考えるとお得だと感じました。
株の流動性
購入した株は、持株会を通して売却が可能です。
ただし、通常の株のように即時、売却はできず、1ヶ月とかかかってしまいます。
ただ、単元化したタイミングで、持株会から通常の口座に出すことが可能です。
配当金の扱い
配当金は、持株会経由で自動的に再投資されます。
受け取りたい場合は単元化されたのち、通常の口座に移すことで受け取れます。
投資実績の確認方法
私の勤務先の場合、大和証券の持株会サービスを使用しているようで、 加入の際に、大和証券の口座開設をするように言われました。
その後、初回の買い付け後、大和証券の持株会サービスに登録することで、購入実績を確認できるようになりました。
※投資金額より若干マイナスですが、私の元本からするとプラスです
また、マネーフォーワードで大和証券を連携したら、無事、持株会サービスも連携されました。
まとめ
従業員にとって、奨励金もあるので、自社がよほど経営状態が不安じゃなければ試してみるのも良いと思います。
私の場合、昨年から株価が2倍近くに上がってしまったので、今後の株価上昇はそこまで期待は難しいですが、
自社の業績を今まで以上に気になるようになったので良かったと判断しています。
強いていえば、株価が非常に高くなっていて単元化が5年後くらいになってしまうので、分割してほしいところです。